399 部屋に限っての変化 その2
398 部屋に限っての変化 その1 からの続きです。
宜しかったら以下からご確認くださいませ。
sugiyama-yuuichi.hatenablog.com
その後2回の外泊訓練があった。
全3回でむしろ良かったと俺は思った。
本来の姿、8回だったら、二か月にわたって二泊三日の
帰宅と言うことになる。その都度持ち帰り弁当とペットボトルを
やっていたら、決してバカにならない出費になる。
テレビがない3日間は、これはこれでなかなかきつい。
孤独感にやられるんだ。youtubeを回すしかない。
この残り2回の外泊訓練で、俺は地味ながらほんの少しずつ片付けを
始めていた。食事以外の時間は制作作業がなければやることがない、
なので目につくところから一つずつ整理した。
昔の資料やカタログ、見積もりや請求書の控えなど、要らない紙ごみに
着目した。驚いたことにほぼ100%が不要な紙だった。
俺は片端からシュレッダーにかけて無料収集袋に詰めた。
パンパンになったらトランクルームに一時保管だ。
そしてそれらの紙を収めていたクリアファイル、リングファイル、
それらも思い切って捨てることにした。クリアファイルだけで
30㎝厚位の量があった。これらは有料ごみ袋40リットルに収めた。
同じくトランクルームに一時保管だ。
そしてそのトランクルームから手付かずだった大きな段ボールを
部屋に運び、中身を確認。ほとんど書類とファイルだった。
これらも同様に処理した。トランクルームは廃棄予定の
物ばかりになって行った。
外泊訓練中に出来たのはここまでだったが、でもよくやったと思う。
書類、資料、会社案内、業務用書類って、どこかで
思い切らないとなかなか捨てることって難しいんだ。
この行為自体が、俺の回復スタートを物語っている。
この項目、さらに続きます。
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398 部屋に限っての変化 その1
今のマンションに引っ越してきたのは、
離婚して家族がバラバラになると決めた
昨年のGWあたりだ。
かなりの件数を内検したんだ。元妻も一緒に。
その中で建物、立地、間取り、広さ、全てにおいて
今の物件が最高だったんだ。
GWに引っ越しをし、5月25日の入院までの間、
本当に短い期間、一人暮らしのリハーサルをした。
当時は酒をやめる気など全くなく、一人になったのを
いいことに、毎日自分をなくするまで飲んでいた。
部屋で転び、何かに顔面から突っ込み、目の周りを
真っ黒にしたりしていた。気が付くと足から出血していたり。
その頃は、手つかずの引越し段ボールがたくさんあった。
余りに多かったのでトランクルームを借りて突っ込んでおいた。
それでも部屋は楽器やパーツ、工具、各種スプレーなどで
なんかの工場の一角みたいだった。
辛うじて食卓とPCデスク、ベッドの上だけ空けた。
他は床も見えないような状態だったんだ。そんな中で
ただただ酒を飲んでいた。連続飲酒だ。
入院中はブレーカーを落とし、電気代を節約したんだが
これが元で退院後に軽くパニックになる。オール電化なので
時刻設定をしっかりしないと電気代がとんでもないことになる。
ドリーム8という、料金が安い深夜に蓄電するタイプだ
結局退院後、業者を読んでお金を払って再設定した。
10月1日の退院前の3週間、毎週末が外泊訓練だった。
本当は8回の外泊訓練があるのだが、コロナ禍で3回だ。
病院前からバスに乗り小樽駅前へ。駅前から札幌行きの
都市観光高速バスに乗る。
札幌駅前で下車、地下鉄で南平岸で降りる。
待望の我が家だ。
部屋に入ると・・・
雑紙入れってありますね、新聞ストッカーとも言いますか。
あれの中が、ビールや酎ハイの6缶パック用紙でいっぱい。
もうその時には酒をやめると完全に決めていたので、
俺はうんざりしつつ大袋にその紙パックを詰め始めた。
もののついでということで、周囲の不要な書類を片端から
袋に詰めた。大袋4つほどになったか。トランクルームに
押し込んでおいた。捨てる指定日には病院だから。
少しだけソファ周りが広くなってテーブルの上もきれいになった。
ソファで横になり、これからを考える。
その時はテレビがなかった。息子の家に行っていたんだ。
なので俺はyoutubeをずっと回していた。わからなかったが
テレビがない、これは本当に孤独感に襲われる。
また、二泊三日の外泊訓練なので、自炊は出来ない。
食材を痛めることなく使い切るのが難しいから。
この期間だけは仕方なくスーパーの弁当を買っていた。
そこで発生するごみは指定ごみ袋に入れてトランクルームだ。
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397 働くことが出来ない依存症患者
仕事がないんじゃない。働けないんだ。
実はわからんでもない。
酒害真っ最中に働こうとしたことがあるので。
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この時の俺は使い物にならなかった。
俺自身、自営業の会社を12年やっていた。
小なりとは言え、お山の大将だったわけで
そんな男が今更人の言うことを聞いて働くなんて
出来るわけがない。一生懸命になれないんだ。
逃げ場がある以上、必死になれない。
ひょっとして、アルコール依存症患者ってそんな面も
あるんじゃないかと思った。いざとなったら飲んで、
病院に助けを求めたら、三食昼寝付きの生活がある。
辛い思いや嫌な思いをする必要がない。
俺はもう会社なりお店なり、組織に属して働くことは
出来ないだろうし、そうしたいとも絶対に思わない。
それほど、働いたあの一時期は地獄だった。
アルコール依存症患者がもしも同じ感覚だったとしたら
彼らが働くというっことは実に容易ではない。
でも生きて行かなきゃいけない。
のたれ死ぬくらいなら、俺は「生活保護大いに結構、
飲んで再入院、仕方あるまい。」そう思う。
死ぬくらいなら、みっともなくても迷惑かけても
犯罪じゃない限り、生きることが優先されるべきだと
俺はそう思う。誰が何と言おうと。
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396 精神病院と懲役を比較する
俺は刑務所に入った経験はない。
(警察署の留置場は、飲酒運転で逮捕された際に一泊した)
刑務所と似通って感じる部分をあげてみる。
1、出所=退院
これから待っているのは暮らしていくという現実だ。
仕事をどうするのか。住居は?その日の食事は?
親戚、親子、配偶者、その関係性を構築できるのか。
現実的には身元保証人がいない、生活保護を受給する、
その結果勤労意欲がなくなり、引きこもることとなる。
前科者は何らかの犯罪に手を染める、
アルコール依存症者は、当然飲んでしまう。
2、入院中=懲役
精神病院は体の病変ではないので、治療らしい治療はない。
その治療とは面談、会話、規則的な暮らし、セミナー。
このあたりは刑務所と極めてよく似ている。
もちろん精神病院は刑務所ではないので自由時間があり、
自分の好きな服を着ている。喫煙も出来るし近場で買い物も
問題無く出来る。ただし極端に狭い部屋にベッドが押し込まれ
全く清潔感と開放感のない部屋で毎日過ごす。
窓は3cmしか開かない。どこもかしこも、窓と言う窓全部。
自殺防止である。外部への出入口はドアが2枚、看護師に都度
鍵を開けてもらう必要がある。それが閉鎖病棟だ。
喫煙や買い物、出られるのは午前10時から正午まで
(正午は昼食なので)そして午後4時まで。
意外と短いんだ。
3、再出発
一番多いのが「飲んでしまう~再入院」
「犯罪に手を染める~再逮捕)
どちらにせよ「水は低きに流れる」んだろう。
それまで三食黙ってても供され、片付ける必要もない。
言われるがままに食事をし、食器を下げる。
ところが出所:退院した瞬間から自ら生きねばならない。
キッチンだけでも鍋、釜、皿、丼、箸、椀、スプーン、
フォーク、菜箸、お玉、炊飯器、フライパン、お玉、
ペーパー、ダスター、食器用洗剤、スポンジ、たわし、
スパチュラ、ザル、ボウル、フリーザーバッグ・・・
これらを出所:退院してすぐに揃えられるのか。
上記はキッチン周りに関してのみのリストだ。
これが衣類、移動手段、さらには生きるための仕事、
無けりゃ無いで生活保護、施設への入居など
出来ることをやらねばならないのだが、出来ないことが多い。
皆普通にやってる、こんな日常が出所者:退院者にとっては
すさまじく面倒くさいことなのだ。今までやらないで
済んでいたことだ。いきなりやろうにも頭が付いて行かない。
それでも生きて行かなくちゃならない。
じゃないと死んじゃうから。
心のありよう一つで、人は自死にまで至る。
刑務所に入ったら、精神病院に
入ったらもうそこで人生終わり。
そう捉えている善良な人々が大半だろう。
別におかしいことじゃない。だが出所者も退院者も
人間なんだ。生きる場所は絶対にある。簡単ではないが。
俺がそうなんだよ。
そして今。俺は幸せだ。
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395 生きることを放棄した患者
週に一度、特定の患者がデイルームに集められ、
それぞれ体験談や今後の目標など様々に
語る場が設けられる。そこで語られる
皆さんのエピソードは悲惨なんてもんじゃない。
俺自身が場違いな気さえしていた。
40代後半、男性、やや太り気味、常時寝ぐせ。
その男が言った言葉。なお、この内容は
今後の人生を問われた際の返答である。
「ここにいれば・・・・ご飯も食べれるし・・・
何もしなくても・・・いいんで・・・
このまま・・・・ゆっくりのんびり・・・・
やっていければ・・・それでいいです」
もう彼には「病院を出て自己実現を」とか
「退院後はこういうビジョンで」も何もない。
飢えずに日々過ごす。それ以上を望んでいない。
これは俺から見たら、もう狂っている。
恐ろしささえ感じる。
決して珍しいことじゃなかった。ほとんど同様の次元で
もう8年10年、入院したままの患者が無数にいるんだ。
その可能性が誰にでもあること、俺も例外じゃないことに
言葉にならない恐怖を感じた。
今でも思い出すと落ちてしまう。
本当に脱出出来てよかった。今があるのは奇跡かもしれない、
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394 一年前の今日
最強にフルストレスだった頃じゃなかったか。
もう新生会に移動していただろうか。
探してみた。
毎日欠かさず投稿していたのだが、確か看護師に
このblogが見つかり、病院の情報を出すなと言われ
かなりの件数を削除した。なので7月22日は見当たらない。
その前後をここに。
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日を飛び越えて、次はこれだ、
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退院を待ちわび、ほとんど鬱な状況になっている。
過去を思い出し、妻や息子に詫びている記述も多い。
まだあれからたかが一年か。信じられない変化だ。
あの頃、恋焦がれていたこと。
・音楽をやる。ドラムを叩く。
・息子とともに音楽を共有する
・少なくなったが、仕事を自由に進める。
・自分の好きなように食事をとる
・見たい時に見たいTVを見てPCを使う。
・夜中、早朝、気が向いたらコンビニ
もうキリがない。平たく言えば「自由」なんだ。
自分が思ったときに思ったことが出来るように、
眠る時は一人で、自分のベッドで。
接続環境を気にせず制作作業を進め、
その場で通話も出来る。プリンターに困ることもない。
youtubeで好きな音楽を流しっぱなしにして
今、全部ある。
俺はたった今、ジャガイモと玉ねぎと鶏モモの
網焼きBBQをジンベルでの夕食を頂き、録画していた
「どうでしょうクラッシック」を見ながらこのblogを書いている。
一年前に思い恋焦がれていた暮らしを
俺は実現している。あの頃を思えば
俺は今夢のような暮らしをしている。
もちろん貧乏だし孤独だし寂しい。
でも比較対象が「精神病院」だ。次元が違うんだ。
何があろうと俺は大丈夫だ。飲まないし吸わない。
毎日ほんの少しの一歩でも、進化するんだ。
その結果何がどうなるかなんてわからない。
だから楽しみだし生きがいもある。
酒を飲まない人生、まだ1年、でも最高だ。
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393 病院から逃れられない患者
退院が決まり、「合同例会」(全依存症患者と医師、
看護師が一堂に会し、週に一度開催される全体例会)で
全入院患者からの寄せ書きをもらい、先生からの言葉と共に
退院後へ向けた決意表明をする。大きな拍手をもらって
患者は退院して行くのだ。・・・そして。
その中の半分以上はモノの数日で、
ヘタしたら翌日には病院に舞い戻ってくる。
これが俺にはまず理解できなかった。
精神病院での日々は俺にとっては地獄だった。
目に入るものすべてが「惨めで哀れ」に感じ、
一刻も早く出たかった。退院までに日数を
毎日指折り数えていた。そのことを看護師に
怒られたりしていたが、一切相手にしなかった。
あそこまで大々的なセレモニーを経て
せっかく退院したのに、なぜ戻るのか。
同室のベテラン患者と話すうちに分かってきた。
◆何年も入院していたので、いきなり一人になると
何も出来ない。とりわけ食事が作れない。
◆決められた時間に決められた行動をしていれば良かったので
全部自由になると何をどう行動したらよいかわからない。
◆食事の支度が出来ないので仕方がなくスーパーやコンビニで
弁当を買う。そのような店には酒も売っている。
◆結局飲んでしまう。依存症患者なので飲酒を
コントロールできない。結局自分から病院に助けを求める。
患者の大半は入院中に死活保護を申請し、小樽市から
保護認定される。病院と小樽市の連携で、アパートを決める。
物件の中から病院に近い住居を決める。通院のためだ。
よく不動産屋さんと会うために外出許可をもらう患者の
姿を見たものだ。結構よさげな物件資料も見た。1LDKで
むしろ贅沢に見えたりした。
そして最低限の家具家電も保護費から支給される。
布団、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、ストーブ、テーブル。
それらを小樽駅前ドンキホーテなどで選んで見積もりをもらい
市役所に提出、順次アパートに到着する。その都度部屋に行って
整理するのだ。皆一様に生き生きとして見える。
だが下手したら一日で戻る。
考えてみたらフライパン一つない。箸の一膳もない。
炊飯器は含まれていなかったと思う。醤油もソースもない。
それでなくとも「飲む以外はすべて面倒」なのが依存症患者だ。
人によっては一日で戻るのも、こう考えると解らなくもない。
ただし俺はまっぴらごめんだ。
入院前にマンションは契約、引っ越し済みであり
あらゆる家具家電調理器具があった。また料理の腕にも覚えがある。
何より大切なこととして、飲酒欲求を乗り越えた。
俺はもう飲みたいとは全く思っていない。
多分今日も明日も再入院患者が病院に舞い戻ってるんだと思う。
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392 不幸な人々
以前も書いたが、不幸な人々は千差万別なんだ。逆に幸せな人々は似たりよったりだ。
だからどちらがどうこう言うつもりはない。ただ、俺は離婚によるダメージは相当ある。根強く俺を悲しませ、孤独感と言う武器で襲いかかる。確かにこれは不幸だ。アルコール依存症がもたらした一つの結果だ。
そのお蔭で、飲まない自分を実現できた。息子と元妻、=家族のお蔭だ。あれだけ酒害で迷惑、心配、悲しみを浴びせてしまったのに、二人共最後まで俺の味方だった。
離婚するとなったその時。もちろん悲しいことなんだが、声を荒らげて罵ることも言い争いもなかった。妻は、俺が良くなるためを、それだけを考えてくれた。
不幸とは千差万別なんだが、離婚一つとっても、親戚中を巻き込んだ大修羅場になったり、暴力を伴ったり、互いに憎しみと恨みで精神が支配されている事が多いと見える。犯罪にさえ成る場合も珍しくない。2ちゃんのまとめなどで無数に出てくる。
離婚に至らなかったとしても家族間がうまく行かず、夫婦も親子も背を向け合い、軽蔑や憎しみ恨みを抱えたまま暮らしている家族は、離婚件数より多そうだ。
今現在、孤独感にやられることがよくある俺だが、こう思うことにしている。
俺は、稀に見る幸せものだ。
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391 欲が満たされそうな時、報酬となる
アルコールならば「酔う」のが報酬だ。
パチンコなら大当たりの時かな。やらないからわからん。
FXやCFD取引なんかもそうだと思うんだ。
PCのモニター上では、さっき入れた1万円が
2万3万になってる。これを4万5万にしたいよね。
すると何が起こるか?
気持ち的に下ろせない。
そして相場なので急落も十分あり得る。
昨夜まで持っていたはずの100万円が3000円になってる。
それを取り戻すためには証拠金を何十万と入れなければ
取引できない。なので入金する。上がり下がりし、
儲かる時もそりゃあるだろう。でも可能性として
溶かしちゃうってことは、日常普通に起こっている。
せめて手元に4~500万円の遊び金がある人じゃないと
とてもじゃないけど危なくて駄目だ。50万とか持ってても
一晩で溶けちゃう場合があるんだから。
金で金を増やそうとしても、その道のプロがわんさかいる。
そいつらだって何百万と溶かしちゃうことが毎日ある。
ならば我々はどうしたらいいか。
入ってくるお金を大切に使うんだ。無駄遣いしない。
そして次の収入があるまで、いくらでもいい、余ってる状態を
繰り返すんだ。
だってさ、酒をつかって酒を断てるか?
止めるしかないんだ。やめるには「飲んで酔う必要」を断つ。
俺は劣等感とアダルトチルドレンである素養だった。
断ち切ったんだ。毒親とはやっと昨年縁を切った。
叩けなくて引退したが、カクテルドラムを使って復活した。
見事に飲酒欲求を封じ込めることに成功している。
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390 猛暑の札幌にて
ほんの1年半前、こんな暑さが続く日には、毎晩飲み歩き
終電に間に合わず事務所に泊まったりしていた。
今となってはそんな行動を悔やんでも遅い。
でも、思う。ちゃんと帰って家族の時間をもっと大切に
すべきだった。これだけの犠牲を払わないと解らなかった。
警察24時などを見ていると、「酒さえ飲まなきゃ
起こらなかった事件事故」がとにかく目につく。
とりわけこの「夏」は解放感も手伝ってはっちゃける。
ま、コロナ禍なので微妙なところだが。
飲まなくなって1年を超えた
俺には飲酒に伴う事故がない。
午前中と言うか、朝一で回明堂眼科だった。
手術後の経過を診てもらった。
安静を厳命されていたのに、退院その日に
大量の洗濯物のコインランドリー作業、
その間にマックスバリュで、入院に備えて空にしていた
冷蔵庫の保存贖罪を大量仕入れ。激しい運動だ。
そのうえ、その二日後にはフルにリハーサルだった。
だがまぁ肉体労働者じゃないし、目薬も決まり通り
しっかり点眼していた。それが功を奏してか、
「経過は順調」とのことだった。
ただ、来週火曜日、再度行かねばならない。
火曜日は3時からメンタルクリニックなので
正直、すごくだるい。
明日は明日で朝一に弁護士事務所で手続きの話、
それが終わり次第、途中参加になってしまうが
デイケアだ。午後からの参加なので、楽しみだった
お弁当はいただけない。
そして5時あたりに帰宅、今度は7時からAAの
ミーティングである。何だこの異様な忙しさは。
キッチンの照明が壊れたので、管理会社に入ってもらったが
紐だけじゃなくて本体が壊れている模様。
取り寄せにかかる時間が分らないらしい。
なので今日は思いきり手抜きの夕食にしよう。
灯りがないんだからしょうがないよな。
俺は暑さに弱い。そのせいか、ちょっと落ち気味だ。
軽く鬱が入っている。がっかりしたことが一つあったし、
不安なことも一つある。今夜も弁護士に提出する書類の
整備プリントアウトで、何らリラックスできないんだ。
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