159、ドラマーの自分
本当に幼い頃、テレビを見ていた俺は野外のロックイベントに釘付けになっていた。あの瞬間から俺はドラマーになると決まっていたんだ。
30年間、俺の全てを生んでくれた。家族、仕事、マイホーム、車、起業、出どころは全てドラムだった。
叩くことが出来なくなったのは6年前、RED のツアー中に両手足が悲鳴をあげた。その後しばらく休みをもらったかどうにも好転しない。勇気を出して脱退、ドラマーの引退を表明した。
そこからの数年は地獄だった。俺も。家族も。アルコールに溺れ毎日のように怪我をする、パトカーではこばれる、救急車で搬送される。
書けないこともたくさんありましさ。ただねわかってほしいのはまアルコール依存とは病気なんです。意志がどうとかあまっちょろいことを言ってる奴は単なる無知だ。一人で酒やめられるか?まず無理だから。
飲んでないど叩けない自分に向きあわなけりゃならない。見たくないんだよそんな自分は。あっぱれ中度のうつ病となりすぐにそう極性障害てなり手帳をもちアルコール依存の治療に入った、
俺は典型的なアダルトチルドレンである事実もわかったよ。苦労するはずだ。
でもさみなさんわもうすぐだから。ライブで叩きますから。最初はコピーたバンドからソフテランディングしますよ。さてその後。こんなセットで打って出ます。どうか50台後半の再出発の目撃者になってください。[ ]