ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

メンタルクリニックの日

もう4年ほど通っているクリニックだ。
糖尿病で札幌緑愛病院に3週間入院、その後即座に通うになったのだ。

内科医には「病的な俺の飲み方」が数値となって見えていたに違いない。
緑愛病院に紹介してもらってメンタルクリニックに通うようになる。
それが現在の「幹メンタルクリニック」である。

デイケアもここで行われている。昼食が実においしいのだ。

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デイケアのお弁当

その後俺は余りにもひどい連続飲酒に陥った。まともに歩けない。
当然転倒、転落などが相次ぎ、頭から足の指先まで傷が絶えない状態になる。
そのあたりで俺は入院の必要性を説かれ、旭山病院に入院する。4月初旬だ。

入院前に俺たち夫婦は双方同意の上で離婚することになった。

それなのに俺はまだ飲むことしか考えていなかったんだ。
後になってあれほどまでの後悔・悲しみ・孤独感に襲われることも知らずに。

旭山病院に入院しても俺は毎日コンビニで9%を隠れて飲んでいた。
やがてその行為が病院側に知られることとなり、強制退院になった。
予定より余りにも早く自宅に戻った俺を見て妻は驚いていたが
適当なことを言ってごまかした。

程なく幹メンタルクリニックに「小樽いしばし病院」への長期入院を
ほとんど命令された。2020年5月25日、俺は入院することになった。
そこまで行ってもまだ俺は飲むことしか考えていなかった。

・・・続く