ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

幸せに暮らすということ

なんてことをblogネタにしてる段階で、俺は幸せだ。
不幸な人間はそんなことを考えないと思うから。

  • 家具家電は元家族で使ってた高級なものだ
  • ネット回線無料!
  • 近所にスーパーが三軒コンビニ6軒

そんな環境方面が確かな幸せをもたらす。
地下鉄も徒歩7分だし、北洋銀行ATMは駅前の
マックスバリュ二階に二台あるよ。

音楽をやってる時間が一番幸せなんだ。
そしてその自分自身のグレードはどうか。
まだリハーサル中だからバンドの音楽は出せないが
ドラマーとして個人は問題ないだろう。確認してみよう。


www.youtube.com



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よし。俺は幸せだと言えるだろう。

そう言えるようになるまで時間がかかった。

一人で暮らす部屋。TV見てて声を出して笑える。
美味しい食事に、つい笑みが出る。幸せを感じる。
息子とバンドの話でメッセンジャーを操作する。
心から幸せを感じる。リハーサルの前日は楽しみで
ワクワクする。別に大した用事じゃなくても
一人スタジオに入ってドラムセットの調整をし
軽く叩いて確認、動画撮影してSNSやyoutube
上げたりしている。麦茶が旨い。お金が減らない。

飲んでいた頃の地獄って一体何だったんだ。
俺は飲んでさえいれば幸せだと思っていたし、
そもそも飲まない選択肢がなかったんだ。
何が何でも飲んで泥酔していないとダメだった。



俺もさることながら、家族の悲しさ、つらさは
どれほどのものだったか。そんなことも顧みずに
俺は隠れ飲み隠れ酒、朝や昼から公園や路上で
飲んでは転倒していた。駅コンコースや通路で
飲みながら歩き、転んだり寝込んだりしていた。



一滴も飲まなくなって10か月。
同時にタバコもやめた。炭酸飲料も
ファストフードもジュースもカップ麺も
やめた。その結果。とても寂しく家族が恋しいが


そこも含めて幸せだ。俺は幸せなんだ。