333 外泊訓練についてその３

どんどん退院が近づいてくる。
そのこと自体は本当にうれしい。

毎週土曜～月曜の外泊訓練なので
「あと3週間」「あと2週間」と言った区切りが
体感出来てありがたかった。

気がかりだったのは前回も書いたが、電気設定。
我が家はオール電化なので時刻設定を正確にしないと
ドリーム８が割高になり、とんでもない電気代になる。
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そして、2か所ある時刻その他の設定コンパネ。
どぉぉしても見えない。眼鏡しても拡大鏡しても
どうしても読めないのだ。ほくでんに言わせると
「ブレーカーは落としてはいけない」とのことだが
4か月も立ち入らない部屋の電気代など払いたくない。
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管理会社との打ち合わせにより、退院日に係員を
派遣してもらい、ボイラーと床暖両方の時刻設定を
やってもらうことにした。費用￥4.000は次月の家賃と
合算で請求となった。

もったいないようにも思うが、ブレーカーを落とさずに
4か月経過と考えると、合計で￥4.000じゃきかないだろう。
なのでよかったのだ。

そしてCEDROCKのリハーサルも
外泊訓練中に決めた。10月1日に退院、
リハーサルはわずか二日後の10月3日にした。

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最後、三回目の外泊訓練だ。9月の第4週だったと思う。
俺は病室に置きっぱなしだった「もう使わない」ものを
持って部屋に戻った。着替えも1枚ずつを置いて、後は
全て持って帰ってきた。月曜日に帰院し、木曜日には退院だ。

この四日間が滅茶苦茶長かった。
何度もカレンダーを、時計を見る。
もう数分単位が耐えられない心持だった。

我が家に戻ったらこの仕事をまず片付けよう。
リハーサルに向かってどんな準備をしようか。
何一つない食材をどう揃えて行こうか。