412 生きがいのあるなし
それがアルコール依存症の治療、回復には欠かせないと思う。
悪いことじゃなければ何でもいいんだ。
俺の場合は何度も書いているように、音楽:ドラムだ。
昨日、怒涛の10時間レコーディングに臨んだばかりだ。
自助グループに通い、色々な方々のお話を聞いていると
つくづくご家族がある患者がうらやましい。
奥様やご主人と、恐らく長年問題を抱えたことだろう。
でも今もなお家族として支え合っている。
もうそれそのものが生きがいではないか。
しかし圧倒的に少数派だ。
多いのは施設に収容されている初老男性だろうか。
保護費の中で暮らし、自助グループのミーティングが
出かける用事の一つだ。もう何十年も。
俺の目には毎日行ってるその行為そのものが生きがいと
言えなくもないだろうが、弱い。俺の勝手な感じ方だが。
どうせ生きるならもう一段上がってやれ。
誰にもそうそう負けないようなレベルの何かをやるんだ。
やり続けるんだ。それが生きる上での誇りとなって
精神の安定と知的高揚感を生み出す。そこまで来たら
酒なんていらなくなって当然だ。
俺はそう思う。
俺のドラムがそうだ。威張ってるように感じてくれて構わない。
俺は自分の音に、リズムに誇りを持っているので生きて行ける。
そんな俺を認めてくれるメンバーがいるから生きて行ける。
酒の力を必要としない。
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