ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

424 離脱の記憶

アルコール依存症で言うところの「離脱」とは、体内からアルコールが抜けていく時にあらわれる症状を指し示す。

幻覚や幻聴などの末期的症状は幸い俺には出なかったが、それを除けば多彩な症状が出た。

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◆ せん妄は、突然発生して変動する精神機能の障害で、通常は回復可能です。 注意力および思考力の低下、見当識障害、覚醒(意識)レベルの変動を特徴とします。 多くの病気、薬剤、毒物などが、せん妄の原因になりえます。 診断は症状と身体診察の結果に基づいて下され、原因を特定するために血液検査、尿検査、画像検査を行います。

✼ Google Top より

俺の場合、家に居て家族と会話していて徐々に意識が鋭利にまたは鈍化し、恐怖やパニックに襲われる。叫びながらのたうち回り、意識が混濁してくる。最終的には家族の手に負えず、救急車で精神病院に搬送される。



◆ 「震えや汗は交換神経が過剰に活動することが原因であり、禁断症状なのです。

https://www.cosmopolitan.com/jp/beauty-fashion/health/research/a5309/why-you-get-hangover-shakes/ より-yuuichi:20210818102336j:plain



◆ 汗をかく。暑くもないのに大汗をかく。睡眠前後に現れる。

◆ 被害妄想。誰も何も言っていないのに、どうせ俺のことを馬鹿にしているんだ的な思いから、一方的に恨む。患者によっては暴力沙汰を起こす。これは「潜在的に思い当たる節がある」場合が大半だ。

◆ 吐き気。朝一番で飲み、すぐに吐いてしまう。しかしそれでも飲み続けていると、吐き気は消失する。



◆ 鬱。アルコール依存症患からかなり多くの発症が見られる。それはそうなのだ。これまでは毎日毎時、酔っていた。酔うことにより見たくないものを見ず、認めなくない事実から逃げることが出来た。
 だが入院治療に入ると飲めない。数日の離脱後、目の前には逃げ続けてきた対象が、居座っている。相対したくない事実を前に、鬱になってしまう。


まだまだある。めまい、四肢不全、肝炎、膵炎、伴って起こる事故、怪我。


俺も一通りやってきた。それら不都合がない今の日常が最高に幸せだと痛感する。




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