ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

434 退院したその日から

断酒は昨年2020年6月19日からだ。
もう1年を超えている。自助グループでは
退院後からの断酒カウントなので、その観点では
俺の断酒歴はまだ10か月と言う事になる。

2020年10月1日に退院し、その瞬間から変わったわけではない。
悲観に暮れている一時期や、完全に鬱だった時期もあった。

そんな中、少し無理をしてみたんだ。

退院直後の10月第一週、AAの南平岸会場に単身乗り込み、
飛び込みで入会を願い出た。なかなか勇気が必要だったが
お陰で今もミーティングに参加し続けている。
aahco.jimdo.com


そして入院中から連絡していたのがだ札幌中央飲酒会だ。
看護師さんのお陰でスムーズに入会、現在も毎週ミーティングする。

そして通院しているのが幹メンタルクリニック
週に一度の診療と薬の処方、集団朗報を受けている。
www.hokujin.or.jp

同クリニックでの月の4回のデイケアにも参加している。
朝10時から午後4時まで、なかなか長い時間である。
余計なことだが、デイケアの昼食、弁当がハイレベルだ。

これすべて退院したその週のうちにすべて進め、手続きをした、
そうして常時動いていないと鬱にやられ、寝込んでしまうんだ。
なので必死になって自分を奮い立たせ、やるべきことを一覧にし、
優先順位を付けて張り出し、その線に沿って動きに動いた。


そして一番大切な「音楽」


何より重要なこととして、1日に退院、3日にはドラムセットが
ホームグラウンドスタジオの、スタジオタイラーに届いた。
一番最初はセットオリジナル仕様のままであり、極めてシンプルだ。
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あれから9か月、今やこのような重戦車セットになっている。
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連続飲酒で「目覚めている時間はすべて飲酒」だった俺は
酒を断つための機関、組織、病院等に連絡し手続きを進め
スケジュールはびっしりとなった。週に5日平均で俺は断酒のための
勉強、ミーティング、治療を休まずに続けている。

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そして音楽・ドラム。

2014年に両手足の末梢神経障害で引退を余儀なくされた俺は、
明らかにそれがきっかけで酒害にまみれ、立派なアルコール依存症
なり、長期入院に至った。いまでも両手足はしびれている。だが例えば
スティックにはグリップテープを巻いてすっぽ抜けないように工夫し、
フットワークも余計な早いWキックなどは打たないようにしている。

www.youtube.com
ここ最近になってようやく、俺はドラマーに戻ったんだという実感がある。



全部逆になった。酒タバコは断ち、音楽に復帰した。
残念ながら仲良くやってきた家族は、俺の病気が原因で
バラバラになってしまった。これも「逆」と言えるところだろう。


でも息子はCEDROCKのメンバーだ。リハーサルに、レコーディングに、
ギタリストとして、マニピュレーターとして、レコーディング
エンジニアとして欠かせないメンバーとなって、俺のドラムと
唯一のアンサンブルを形成している。
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彼の器材が多すぎて、元妻に車でスタジオまで送迎してもらっている。
なのでリハーサルやレコーディングのたびに顔は見ることが出来る。

行き帰りは元妻と息子、後は膨大な器材なのでそれで満載となるが
先日はレコーディング準備後、車に余裕があったので
俺も送ってもらった。元妻とは会話はないが、少ないお金を
送迎代として渡すんだ。その時の「ありがとう」の声が嬉しい。

今のところ、俺の進んでいる方向性に間違いはないと思う。
よく聞く「アルコール依存症患者」のやりがちな行動は
一切取っていない。再飲酒の危険性もない。

そして音楽を通じて、「生きる」ことを取り戻している。
胸を脹れ。俺は間違っていない。



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