ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

461 悪いことの方が目立つ

それは絶対間違いない。


1、バスで座ってたらお年寄りが乗って来たので席を譲った

2、優先席に座っていたお年寄りを蹴倒して自分が座った。


これ、 物理的にはただの正反対だけど、1番は「良くあるいい人」
2番は「下手したら逮捕」
だよね。



良い悪いは相対的だから、人に寄っての解釈で180度変わる。
大変な苦労でも人よっては、それを幸せと思えるんだよね。
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我々アルコール依存症患者は、その境界線がないんじゃないか?
いや、「境界線」はちょっと違うか?だって無理だもんね、基準なんて。

でも、今自分に起こっている事。取り撒く状況。正に今。
それってどうよ?自分にとってそれ、良い事なのか?
それとも良くないことなのか?


皆さんに教えてあげます。
依存層患者は「どっちだかわからん」

もっと言えば感じたくない。
考えたくないんです。面倒くさくて。


飲めればそれでいいんだから。


だから薬物でもアルコールでもギャンブルでも盗癖でも、
一人残らず見た目がみすぼらしいんです。部屋が汚いんです。


その脳内は、ありがちなのが「どうせ俺なんて」でしょうか。
自分で自分を見放しているんですから。そりゃ全て悪化します。


感謝できず逆恨みする。
自分で動かず誰かが何とかしてくれるのを待つ。
人を理解しようとせず、自分が理解されないと嘆く。
飲めない状態にさせられたと恨む。
だからと言って飲める自分を顧みたりしない。


例を挙げたらきりがないが、いずれも「悪い方へ」思考する。
そんんもん、ロクな結果になるわけがない。


かく言う俺だってそうなんだ。怒りなどはないが、
今の幸せへの感謝の前に、孤独感や寂しさで鬱になる。
どれだけ恵まれた環境に生きているのか、自覚が足りない。
感謝が足りないんだよな。ついついなっちゃいます、

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すげーいいマンションに住んでて、最高のバンドで叩いてて
何を贅沢言ってるんだ。感謝だ。



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