ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

494 いくら心が痛んでも体にはかなわない

・・・と言う持論をが書かれたエッセイを読んだことがある。
なるほどなぁと、とても強く納得出来たし、その後の人生で
俺をある意味支えてくれていた考え方かもしれない。


正直に言おう。

俺は寂しい。孤独だ。恋しい。
思うたびにしj増をわしづかみにされそうだ。


でもさ。


先日の左目h宮内省手術の方が痛かった。


痛みってそういうもんだと信じたい。

砲弾が飛び交う戦場の最前線で取材撮影を、
正に命がけで働いた経験があっても
一本の虫歯の痛みにはかなわない。


でも心って、物理的には痛くも何とも無いのに
あたかも刃物で自分を切り刻むかのような苦しみをもたらす。


その意味では「モノは考えよう」とは、正面から正しい。

さっき寂しくて孤独で恋しいと俺は書いた。ということは同時に
大いなる自由がある。家族を支える責任はない。この状況を
泣きたくなるほど羨ましいと思う男も大勢いるはずだ。

つまり、自分自身が今書いたような認識を持てばそれでOK。
その瞬間から感じ方が全部ひっくり返る。今までだったら
恨んだり泣き言を言っていた対象に感謝出来るようになる。

俺は俺自身を解放しただけだった。

そんなことが長年出来なかったんだ。
そして自分に優しくする。体のケアをして
居心地のいい空間を作り、何より一番好きな
ドラミングを続ける。それだけだ。

それだけで酒を断てた



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