ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

鬱の頃

退院した10月1日から、かなりしばらくの間、私は鬱だった。いや、入院前、数年間にわたって鬱だった。

RED を脱退させてもらい、ドラマーを引退してからずっと鬱だったように思う。

鬱だった頃、まず身の回りに構わなくなっていた。風呂に入らない、下着も替えない、ひげは伸びっぱなし、出かける時も格好など全くどうでもよい。

割りと最近までそうだった。ceder SOUBUGEN のリハーサルが続いて行くに従って鬱から脱することになった。

今、私はクリニックや自助グループに参加する場にもロックな服装で赴く。生活全般においてだらしなさは見当たらない。

先ずは一つ、自分に勝った。