41、入院20泊目
家内が夢に出てきた。
「せっかくなんだから、本当に一番
やりたいことだけで暮らしてみたら」と。
彼女なら言いそうな言葉だな。
俺も賛成だ。中々器用に頭を
切り替えるのは難しいけど
一歩一歩そうなれるように
変わって行きたいと改めて思う。
やっぱり俺はドラマーなんだ。
考えて見たら、普通のドラマーは
たくさんいるし、カホンプレーヤーも
負けず劣らずいるよ。
で、その真ん中が見当たらない。
そうなって見ようかと考えてるんだ。
カクテルドラムプレーヤーだね。
ピーターアースキンが勇気を
与えてくれたんだよ。20年前に。
加入の意思を発布して見ようかな?
募集も考えたが、また俺が作詞作曲して
アンサンブルを創作してたらさ、
不呪と同じようになっちゃうから
あのユニットは特別な存在であるから
敢えてジャンル問わず入れてもらう。
動いて行けば、新しい可能性もきっと
色々出てくるんじゃないかな?
そう考えていると、悲しみや寂しさに
打ち勝てそうな気がするんだ。