195、バンドに関して
クセがある。ある程度活動しているうちに、先が見えてくる。悪い意味で。すると途端にやる気が失せるのだ。その「見えてくる先」については必ずしも当たるとは限らない。予想に反して息の長い活動で見事継続してるバンドもあれば、予想以上の早さでパンクするバンドもあった。
当たる当たらないは問題ではない。俺の気持ちの問題なのだ。俺は基本的にワガママなので、意に染まない事態は我慢が利かない。
練習してこないメンバーがいる
不平不満をリーダーにぶつける奴がいる
意味がないリハーサルが続く
こうなってくると俺はリハーサルに行く気さえ失ってしまう。もう説明さえしたくない。ガキの頃はそれやこれやでリハーサルサボったりしたものだ。
もちろん誉められた話ではないよ?ばかだよそれ。人に迷惑かけるし、無責任だ。でもなっちゃってたんだ。事実だよ。
そうならなかったのはprovidence位だ。ぁ自分のバンドは除くよ?
これから俺はドラマー杉山としてゼロから再スタートする。まずはコピーバンドである意味気楽に体を慣らして行く。続いてエレキ三味線のアンサンブルの企画がある。そこに登場するのがカクテルドラムである。
これは楽しみだ。世界でも類を見ないサウンドが実現出来るかも知れない。
そして自分のバンド「不呪」である。スタジオメインのバンドであり、俺は創作と歌に集中する。ベースもアコースティックギターも弾く。作詞作曲アレンジする。
こね三本柱で音楽の真ん中に立つのが目前の予定だ。周囲の皆さんには覚悟を促したい。