ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

一人のクリスマスイブ

ちょっとだけ贅沢ですがローストチキン等々買って来ました。1000円弱の贅沢ですが、イブだもん。

勿論寂しいんですが、退院して約3ヶ月、時間が私の憂いを少しずつスポイルしてきたって感じ。

買い物の行き帰り、リハーサルの録音を聴きながら自身の幸せを数えて見た。

五体満足、衣食住に問題がなく、自助グループの仲間が増えている。バンドはいよいよ活動が本格化しそうだし、メンバーの一人は我が息子だ。素晴らしく幸せじゃないか。

でも寂しいのは事実だ。

そう簡単じゃないよね。毎日毎日、一ミリずつでも自分を上げて行こう。

断酒は今のところ何ら不安がない。と言うより飲酒への恐怖があるよ。入院中に目にして来た重症患者の姿や悲しみに満ちた家族の姿や毎日毎日心身にダメージを受けた自身、転倒転落パトカー救急車の毎日。もう二度と嫌だ。

明日は年内最後のデイケア。クリスマスの一日を過ごすよ。