ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

今年の俺と家族

もう1月から3月は、俺はアルコール依存で狂いました。毎週のように救急車やパトカーで搬送されるわ貴重品は落とす、そもそも朝からコンビニやスーパーで9%のストロングを飲みっぱなしでした。

自宅でも上や下から出しっぱなし、そんな寝床で平気でした。着替えもせず風呂にも入らなかった。

元妻は文句一つ言わずに片付けてくれていた。

だが限界は来る。元妻は、家庭を支える俺の立場から解放してあげるとの言葉を残し、離婚に至ったんだ。

俺は妻さえいてくれたら何もいらなかった。日がたつにつれてすさまじい孤独感に苛まれた。今も思い切り残っている。

ただし。目に見えた今年の不始末の遥か前から俺は終わっていたんです。収入は不安定になり、家族には本当に迷惑や心配、不安を与えまくった。

俺はもう全く逃げ場がない中で酒にだけ逃げていた。それから何年だろう。家族の維持が出来なくなった。家内が全て考えてくれて、今がある。

感謝と詫び、悲しみと寂しさ、色々な感覚で、俺は今でも元妻を思うと、心は余りに乱れる。

今年も終わる。俺は元妻が幸せに楽しく生きていって欲しい。今の俺の最大の願いだ。