382 目の手術を終えて気が付いたこと
今朝退院した。先生にはかなり脅された。
大手術だったこと、次の処置をするときは
失明が前提となること。
二週間風呂はもちろんシャワーも洗髪もだめ。
力が入る行動は厳禁。便秘ならば下剤を飲め。
極力うつぶせに。仰向け厳禁。
でも貴重な三日間だった。
一つの気づきがあったから。
清潔感にあふれた入院病棟はお見舞いも禁止だし
外出も禁止だった。でも空気感がいい。
上質なんだ。高品位だ。上品なんだ。
だから俺は何の不満もなかった。
9時の消灯、6時の起床、全然問題ない。
まぁずっとうつ伏せが至上命令だったので
余り眠れなかったのだが、特に気にならない。
それで分かったんだ。
俺は自らをダメな人間としてダメな言動を取り
自らなりたくてアルコール依存症になった。
依存症になれたら、死ぬほど辛い自分の現実を
見ないで済むから。哀れになりたかった。
惨めになりたかった。だから惨めになった。
だが「惨めにされる」のは違う。
俺の意志でせっかく哀れで惨めになれたのに
第三者や住環境に惨めや哀れを強いられるのは
まっぴらごめんだ。
だから俺にとって小樽いしばし病院の4か月間が
地獄だったんだ。だから1日で再入院する患者の
気持ちが分らなかったんだ。そんな患者にとっては
あのみじめで哀れな環境が本人の心に合致する。
俺は逆だった。冗談じゃない、そう感じていた。
今回の3日間の入院で分かったこと。
誰もが自分の考えや感覚をもって
生きるが、同じことであっても、
それが強制されたモノならば
俺は受け入れることは出来ない。
唯我独尊で高飛車だが、
それが俺なんだと感じた。
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