411 アルコール依存症患者の食事に関して
とんでもない猛暑の中、今日はCEDROCKのレコーディングだ。
初回レコ―ディングは、ほとんど2回目のためのリハーサルだ。
今日を踏まえて二週間後辺りを目途に進捗する。
ちなみにレコーディングは正午から午後10時までの10時間だ。
熱中症になっちまった俺にとってはエアコンの効いたスタジオに
10時間、これは、むしろラッキーだった。ただ帰宅が遅い。
熱中症を考えてくれたメンバーがマンションまで送ってくれ、
しかも今夜、明日の分の食事も買っておいた方がいいと
近所のスーパー(24時間営業)に立ち寄ってくれた。
俺は2020年10月1日の退院後、初めてスーパーのお弁当を買った。
数ある中から一番好みに合ってた弁当にした。ここで言いたい。
スーパーのお弁当を買ってるようじゃだめだ。
とにかくうまくなかった。
コンビニの弁当は食後感が最悪なので
俺は昔から食べないことにしている。
だがスーパーの弁当は以前よく利用していた。
こんなにまずかったのか?
アルコール依存症患者について考える。
入院中はいい。しっかりと栄養とバランスを考えた
メニューが毎日三食供されるから。
問題は退院後だ。
過半数の患者は退院後、生活保護を受給し、
精神病院やデイケア、自助グループに通いつつ
社会復帰を目指す。そんな患者だがなかなか
しっかりと自炊する者はほとんどいない。
ほとんどは支給される保護費からスーパーの弁当、
ホカ弁、コンビニ弁当ということになる。
ホカ弁はまだいいと思う。旨さと言う武器がある。
スーパーの弁当はダメだと「 お れ は 」思う。
ビニールをはがす段階で哀れさがさく裂する。
まずさも冷たさも、レンチンした際の独特なベチャ感も
食後のゴミが醸し出す惨めさ、とにかく食前から
食後まで、ずっと哀れさ惨めさが横溢する。
すると、アルコールでダメになった自分がつながる。
精神はどんどん惨めで哀れなアルコール依存症患者になってしまう。
無理をしてでも自炊しろ。自分で自分の気に入る料理を作れ。
失敗したっていい、とにかく前を見て動くんだ。
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