ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

429 一人暮らしの事実と感じ方

2020年10月1日の退院日。

待ちに待った退院だ。家族が迎えに来てくれて
一緒に食事もとって、沢山の用事を足して
俺は一人のマンションに戻ることが出来た。
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とても幸せな一日だった。

その頃、新しい案件を2つほど抱えていて、実は入院中から
毎日の電話と制作でとんでもない忙しさだった。しかも条件が
悪すぎる。ネット回線がないんだ。病院のWi-Fiになんてつなげて
くれるわけがない。俺は携帯のデザリングで制作を進めた。

ものの2週間程度で速度規制が入ってしまう。
それでも打ち合わせの電話はひっきりなしに入る。作業は出来ない。
正直泣きたかった。心臓の鼓動ばかりが大きく早まる。

たまりかねて、自由時間(12時の食後~16時まで)に小樽エキナカ
珈琲茶館に行き、アイスコーヒーを頼んで無料Wi-Fiを繋いで作業した。
このコーヒー代だけでも痛かった。毎日のことだから。



でも自宅なら、回線の心配は無用だ。
俺は本当に安どし、仕事に取り組むことが出来た。
ここ、大事なんだが、回線が確保、それだけで俺は幸せだった。

2週間もするとようやく案件も落ち着き、事後処理程度になった。
そのあたりから俺に孤独感の触手が近づいてきていたんだ。

半分は鬱だったと思う。今でこそ毎日違うメニューを喜んで
作ってはFacebook
www.facebook.com
に上げたりしているが、その頃は何も作らず、
ご飯を炊くだけだ。後は納豆・海苔の佃煮・焼き海苔・ふりかけである。
時々目玉焼きくらいは用意したが、本当にこれだけでかなりの長期間
暮らしていたんだ。何かを作ろうという気持ちにならなかったんだ。

その頃の投稿がある、
sugiyama-yuuichi.hatenablog.com

今では考えられない落ち込みようだ。
ってことは、俺は間違いなく回復しつつあるし、
鬱からも脱してきている。

そもそもネット回線が確保できただけであれほど幸せだったんだ。
もう少し自分を冷静に、そして謙虚に見た方がいい。
今現在、どれほど幸せだというんだ。

もちろん寂しんだが。いつの日か、そういつか、家族三人で
ご飯とか行けたらいいな。すっごく幸せだろうな。

今日あまりにも体調が悪いので、走り続けては来たんだが、
ちょっとだけ休む。一休みする。何か、動けないんだよ。




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