504 自助グループへの参加について

今現在、考えられる自助グループには全て参加している。
それは入院中に読んだ書籍、医師や看護師とのやり取り、
あらゆる学びの中で必要であると結論付けられたのが
依存症の自助グループへの参加だ。

一人では決して治せないのが依存症であり、
断酒を続けるには、同じ病気を抱える人々と一緒に
各々の体験を話し、聞き、共有し続けることが
断酒に欠かせない方法である。

そう叩き込まれたし、別段反対する理由もない。
なので俺はまず入院中に看護師に聞いて各断酒会の
一覧で見た上で、参加し易そうな場所の会に連絡し
退院次第に参加するべく段取りを断てた。

同じく入院中にAAについて、専門の書籍を読み
看護師にも説明を受け、患者仲間の詳しい者から
色々情報をもらった上で自らネットで調べた。

すると自宅マンションから徒歩4分の会場がある。
ここしかないと心に決め、単身前置き抜きで押しかけた。
その時の縁が今も続き、断酒会と共に1年を超えた。

自助グループとは別に、メンタルクリニック主催の
デイケアに参加している。デイケアは入院していた
小樽いしばし病院にも専用の部屋があり、いつも
患者でにぎわっていた。俺は5年前から通ってる
メンタルクリニックのデイケアに参加する。
通院もしているので好都合なのだ。

それはいいんだが、一年を経過して感じることがある。

俺にはもう不要では？

だってメンバーの一定割合は飲酒欲求に苦しんでいる。
俺はそうではない。断酒に関してはもう楽観している。
まぁそういう段階って「もう大丈夫だ」ってことで
飲むという患者が一定数いるみたいだ。クリニックの医師は
そうなるのが大半だとも言っていた。

であればまぁ、もう少し様子を見てみようか。
でもこのまま行くんであれば、時間の問題で俺には
自助グループはやめてもいいかなと思っている。

ネクスト杉山