ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

524 比べるから辛くなる

価値感は「絶対」でありたい。


相対じゃない。そうなれば誰かと自分を比べて
鬱になったりすることはないんじゃないか?



俺の知り合い。

大学卒業後、都市銀行の傘下であるファイナンシャルの
企業に入社。30年以上に渡って一筋に今も勤務。
現在は経営側の重役として1000万円プレイヤー。

分譲マンションで一人娘と三人で暮らす。
言わば「絵に描いたような幸せな人生」だ。

だが。

晩婚であった細君とは決してうまく行っていない。

夫が喜ぶことを嫌がり、出張にさえ文句を言う。
平日の帰宅が遅いと文句を言い、休日には
「何もしてくれない」と文句を言う。

好きだった釣りには結婚以来行っていない。
「自分ばっかり楽しんで」と言われたくないから。

今は娘も独立しており、彼は休日に一人図書館に行き、
帰路に一人居酒屋で一杯やるのが楽しみらしい。

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俺の古い友人。

30代で結婚し、大きな一戸建てを持った。
コンサルの大規模な企業に大学卒業し入社、
転勤があったりいて色々あったが、久しぶりに
会ってみると、結婚当初からうまく行ってなかったらしい。

それでも婚姻生活を続けたが、20周年を前に限界となり
離婚調停、大きくもめた末慰謝料で折り合いをつけ
50代中盤で独り身となる。

一人でとても幸せだと聞いた。




たった二つの例だが、俺だったらどちらの状況も
御免被る。
我ながら絶対に俺の方が幸せだと思うんだ。


まぁ比べることじゃないし当人の本当の心は
うかがい知ることさえ難しい。俺の方が幸せだ。
そう感じられて仕方がない。うわー気の毒だ、
俺は幸運でよかった、そう感じるんだ。


この人なんて「子供時代に両親と別れ親子関係が
無くなる。国民的女優と婚約するも破談になり、
母親と後に縁を切る。兄とも後に縁を切る。
年上のアナウンサーだった人と結婚し長男を持つも
離婚し、一人息子とも結局憎み合うことになる。
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その孤独はいかほどか。


いや、俺実際は孤独感が強くて結構べそかいてるし、
何かと言えば元の家族を思い出す。悲しいんだ。


でも今が幸せと思えないのであれば、人のことがうらやましい。
そんな寂しい日々は嫌だ。無理やりだろうけど俺は幸せだ。
って言うか「俺ほど幸運な男も珍しい」と本気で思っている。

その意味ではアルコール依存症になって良かった。


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