ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

301 コロナ禍の入院

俺が入院した2020年5月25日。すでに日本はコロナ禍で
大変な状況であり、いしばし要員、毎週の合同例会でも

※男女全依存症患者と院長先生による集会

感染予防に関する談話が真っ先に出されていた。
入院患者の会話もコロナの件が多かったように感じた。
1台しかなかったTVもコロナのニュースばかりだった。

退院後、昨年末だったか、いしばし病院にクラスターが
発生し、200名を超える陽性患者が出た。
ただし依存症閉鎖病棟301=約70名からは発生しなかった。
閉鎖病棟なので外部から持ち込まれるモノがなかったのが
功を奏したのだろう。1Fや2Fの病棟は解放だ。そこから
一気に広がったらしいと聞く。

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俺が退院してから、まだ8か月しか経過居ていない。
体感時間は2年くらいに感じるのだが。
それだけ濃密な8か月だったんだと思う。

  • 独りで暮らす環境整備、各種手続き。

  • 一刻も早く始めたかった音楽活動

- 注残が続いた制作作業

- AA、断酒会、デイケアへのアクション


そして、耐えがたかった孤独感、疎外感。
何度泣いたんだろう。体をねじ切られるような寂しさだ。
飲まない日常の中で、否応なしに自らに向かい合うっことによって
「現実」と向き合うことになったことが大きかったんだろう。

今も続いている。孤独感と闘っている。