310 過去を捨てる
記憶とか事実、他人の思いは別。
そんなのコントロールできないから。
でも、モノなら捨てることが出来る。
ここのところ、不要物の処分、売却を
進めており、今日も行って来た。
サイズか変わってきれなくなった衣類、
ドラムのスタンドパーツ、小さいベースアンプ、
ベースのブリッジカバー、マイクスタンドパーツ、
DVDなどなど、HARDPFF,OFFHOUSEに売却。
そして。20代前半からの大量の写真を全て
雑紙処分にした。歴代のバンド写真、元妻、
当時の彼女との無数の思い出、全てシュレッダーに
かけ、大切に保管していた当時の手紙も捨てた。
心に小さな痛みが走る。今までありがとうと
独り言を言いながら次々と処分した。
寂しいし孤独感があるんだが、思い出を後生大事に
持ち続けている方が、これからの俺にとって
邪魔になるような気がしてならないんだ。
23歳の俺。19歳の彼女。光っていた。互いに大切で
本当に素晴らしい青春を実現できた。やがて苦労の末
結婚し、宝物である一人息子が生まれ、人生が本当に
素晴らしい、そんな日々が続いていた。それで十分だ。
過去と今、比較対象はしない。俺は先を見て生きる。
一秒前でさえ戻れないが、間違いなく一秒後は訪れる。
命を、精神を燃焼させるんだ。
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