リハーサル明けの今日
今日はリハーサルだった
レコーディングに向けて今日は新しい段階、
採用する曲の再確認だ。俺は新たに導入した
ロッズとマレットをテストしてみた。
また、新たに導入のZildjian 10" splashの
音色確認でセッティングも変わった。
5月の中旬がレコーディングになる。
ミックスと前後してyoutube、Facebook公式、
BandCamp、Spotify、AppleMusic、iTune、
Instagram、CDプレス、ジャケ等各デザイン、
動画制作、撮影、アー写、ステッカー、PV、
以前は必須だった公式webは今となっては
不要と思われる。
生きる原資として音楽がある。
刻一刻と蘇生しつつある自覚がある。
zildjian splash 10"も取り入れるんだった
フロアタム側のメインクラッシュとして
10"のAZildjianを採用しました。
明日、スタジオでセットします。
明日はリハーサルだ
一歩一歩社会復帰に近づいている。
その実感がある。もともとそれが仕事なので
真正面から仕事をする姿勢になりかかっている。
ワクワクしてたまらない。
アルコール依存症と言う病気
冷静に認識する=「落ち着く」これはAAの言葉でもある。
俺はなぜ酒害に陥り、アルコール依存症になったのか。
今の俺ならわかる。
何度もこのblogで何度も触れた。
ただ、依存症になったことがない、大半の方々にとっては
アルコール依存症になる、そのわけが分かるわけがないし、
それは仕方がないことだ。
俺は依存症になり、治療をし、回復しているから
分かるんだ。これは病気であるということを。
芸能人の不祥事があった。男性アイドルグループに居て
ミュージシャンの顔もあり、誰が見たって一流の
芸能人だったと言えるだろう。そんな彼が少女を弄び
その数年後バイクの飲酒運転で起訴される。
もと女性アイドルグループの中心にいた女性。結婚後に
運転中、ひき逃げ事件を起こす。飲んでいたことが報道された。
逮捕された日も飲んでいたらしい。
いずれも病気なんだ。
TVでは訳知り顔のコメンテーターが「自覚がない」
「無責任」「意志が弱い」等々口にするわけだが、
全然違う。病気なんだ。自力じゃ酒を止められないんだ。
悪いのは彼ら彼女らではないんだ。病気が悪いんだ。
しかし、世の大半の方々はそうは思うまい。
ダメ人間、人間の屑、そう感じているであろう。
仕方がないんだ。依存症の治療等々が確立されてまだ
日が浅い。研究中ともいえるようだ。
ちょうど「発達障害」「学習障害」が分かりやすい。
つい数年前まで、上記の子供たちは単なる問題児として
扱われていた。ほんのここ数年でやっと病気とされた。
俺は一般の皆様に屑と言われても仕方がないと思う。
だって知らないんだから。例えばパチンコをやめられない、
大借金を作って破産してもやめられない。それは屑だと
思われたって仕方がないであろう。でも違うんだ。
病気なんだ。依存症と言う病気なんだ。
なので入院して治療するんだ。何年もかけて。
俺は今飲酒欲求は全くない。でも断酒会もAAもデイケアも
欠かさず出席している。それは、病気である自分を知っているから。
断酒は楽観していると同時に、実は気を抜いていない。
ダメなやつ
人に意見を言うときに、自分の出自を明らかにせず
捨てアカウントをわざわざ作って偉そうな講釈を垂れる
ばかがたまにわいてきます。
まぁ多分まだ若い、人の事を考えられない
悪い意味で幼いバカ男だと思いますが、
字面だけ見てわかったような気になってんじゃねぇ。
風邪ひいた人に「風位で甘えてんじゃねぇ」ってか?
離婚した人に「その程度で泣き語と言うな」ってか?
言うのって簡単だな。そんなお前は何なんだよ。
あ、隠れてしかコメントできねぇか。
幸不幸の捉え方
ホームレスって自殺しないんだよ。
そこそこの社会的立場があるやつが良く自殺する。
小樽石橋病院の入院患者には知的障碍者もいた。
アルコール他の依存に知的障害が加わる。
恐らく退院は出来ないでろう。
でも彼らはよく笑うんだ。
もちろんそんなやつばかりの訳もなく、
四六時中腹を立てては周囲を睨みまわし、
ことある毎に声を荒らげる者もいる。
そういうやつは、まず笑わない。怒ってばかりだ。
俺の場合、ほとんど笑うことはなかった。
これまでアルコールの作用で見えなくしていた
現実が、俺自身がクリアにはっきり見えるんだ。
それを見たくなくて俺は連続飲酒に陥った。
その逃げ場がなくなり、何から何まで嫌だった。
何よりも自身の現状が本当に辛かったんだ。
その感覚は何と退院後数か月持続する。
10月1日に退院し、断酒会やAA、デイケア、
それら自助グループに参加していることには
当時から何ら変わりがない。では何が変わったのか?
音楽を始めたこと。そして感じ方が変わったことだ。
俺は毎日のように様々な自助グループに参加し、
通院し、リハーサルに励み、食事の支度をする。
今夜は氷下魚を焼いた。大好物だ。
この3月、ようやく何ら前提条件なしで自分は幸せだと
正面から思えるようになった。きっと明日はもっと
幸せになれると思う。
寂しさ、孤独感には何ら変化がない。
元家族を思い出すと心臓がねじ切れそうになるんだ。
だが、俺の心だけが生み出すそんな怪物は俺だけが
退治することができる。辛さをはるかに上回る幸せを
自らクリエイトするんだ。そして、している。
今だから言える。俺はきっと大丈夫だ。
デイケアで思ったこと
アルコール依存を脱するには、
酒をやめようとかガムかんでとか
一生懸命に我慢してても全然だめだ。
順序が逆なんだよ。
なぜ何もかも見失うほど飲むのか。
その原因を自覚するんだ。
俺は今にして思うんだが、
存在価値のない自分を、
生きている価値のない自分を
自覚したくなかったんだ。
ドラムが叩けない俺に価値はない。
そんな自分を見たくないので酔うしかない。
酔っていれば無価値な俺を見なくて済む。
だから眠っているとき以外はずっと飲んでいたんだ。
そんな中で飲まないで済むということは、
自分の価値を自分が認めなくてはいけない。
俺の生きている価値を、まず俺が認めるんだ。
生き方を変えるんだ。
そして今、俺は生き方を変えている最中だ。
初めてロッズを使ってみたと、このようなわけです。#drummer #drums #playdrums pic.twitter.com/1DkH6rl8R2
— 杉山雄一 (@drum92594656) 2021年3月20日