ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

かつて俺には何の意志もなかった

多分4年以上あったと思う。
ただただ飲んでいればそれでよかった。

朝方コンビニに向かい、ストロングを買う俺。
すぐそばの公園ベンチでタバコを吸いつつ
ストロングを飲む俺。500mlで3本以上飲んでいた。


何もかもが面倒くさいんだ。

今思うと信じられないが、紛れもない過去の事実だ。



今日、断酒会のミーティングだった。
まだ飲んでいる会員の話が出る。
最近よく閲覧するwebの話もした。ここだ。

alcoholic-navi.jp

血の気も引くような体験談がてんこ盛りだ。
他山の石とは出来ない。自分だってそうだったんだから。


その後、一人スタジオに入ってドラムセットに関する
ちょっとした調整と確認を行った。その模様を以下に。

youtu.be


その調整とは、こんな小さなフェルト製のシンバルワッシャーだ。
それを標準よりも小さいものに変えるだけでサウンドは激変する。

youtu.be


こんなことはミュージシャンじゃなければ一体何のメリットがあるか
ばかばかしく見えると思う。当然だ。だがドラマーの俺にとって
絶対に欠かせない作業なんだ。南平岸から麻生まで行き、
徒歩20分のスタジオに2時間一人で入り、お姉を払って作業する。

酒害中は絶対に出来なかったことだ。

間違いなく回復してる、その証拠だ。自信を持っていい。