ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

食事中って皆さん

家族で会話しつつ。好きなTV番組を見つつ。
新聞や雑誌を読みつつ。お坊さんでもない限り、
お一人お一人の習慣ってあると思います。

私は現在一人暮らしですので、TV見ながらとか
PCでyoiutube流しながら等となりがちです。

これが精神病院となると

TVもラジオもない。本等読むと怒られる。
30センチ横、並びに真向かいには依存症患者。
会話なんてありゃしない。ま、ない方がいいが。


食事時間はものの10分もあれば完了、
後は配給ワゴンにトレーごと自分で戻す。

f:id:sugiyama-yuuichi:20210409203642j:plain

この画像は当該病院ではないが、イメージはそのままだ。以下webより拝借。

karapaia.com

あらゆる金属はさび付き、開けられない窓は
全てひびが入っている。タイルはほぼはがれており
手を触れる部分全て塗装がはがれている。

それでも慣れとは恐ろしい。
そんな中で食事するのが普通になってしまうのだ。
逆にそのために「退院~一人」で食事がとれず
酒を買ってしまって病院に逆戻り。これ実際に多い。

改めて思うんだ。食事は満たされた心で頂きたい。
まぁ現在は一人暮らしなので、家族の団欒はない。
当初は孤独感で気が変になりそうだったが、
5月25日の入院から11か月。つまり独りになって
11か月だ。さすがに慣れてきたようだ。

その代わり、一人でも気持ちよくおいしく楽しく
食事できるように手を抜かずに支度するんだ。

それ自体が楽しいんだよね。