ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

メンタルクリニックにて

AAや断酒会についてたまに聞かれる。

アルコール依存症患者が酒を断つには、一人の意志では絶対に無理であり、AAや断酒会などの自助グループに参加して仲間の力を借り、その話を聞き、話をし、心を共有して徐々に回復して行く。

そう聞いているし、関連するいかなる書籍を読んでもそう書かれている。なので俺は入院中からAAと断酒会について調べていた。6月19日からスマホのネット検索で調べたのだ。



AAのグループミーティングが自宅至近距離で行われているのは助かった。徒歩5分だ。セントラルオフィスと言うところに連絡すると、「そのまま訪ね、入れてもらえばいい」とのことで実際にそうしたのだ。さすがに見ず知らずの集団に一人乗り込むのはなかなか勇気が必要だったが、気が付けばもう半年通っている。2回ほどバースディミーティングとのことで菊水の会場にも行った。駅からかなり歩くが、若いころに暮らしていたこともあって場所はすぐわかる。



断酒会は、各グループの一覧を病院側から示してもらった。その中から通いやすそうな(大通り西11丁目徒歩5分)「札幌中央断酒会」に申し込んだのだ。名前からして信頼性に満ちているではないか。

ここで目論みを大きく外した。良い悪いではない。むしろ良いかも。会員が会長入れて3名、俺が入っても4名なのだ。しかも中央区の難病センターと言うミーティング会場がコロナ禍で使えず、これから場所を決めるということで、入院中から連絡を取っていたのだが、初めての顔合わせは12月に入ってからだった。そして会員の2名は出席していない。今のところ俺と代表の2名での茶話会になってしまっている。


この2つの自助グループに加え、毎週火曜日のメンタルクリニックでの診療と薬の処方、そして週に一度のデイケアが俺の参加する断酒に向けた活動である。意外と忙しい。明日はメンタルクリニックが朝10時から夕方4時まで、そして午後7時から8時半までAAのミーティングである。一番忙しい一日となる。


以上、治療・回復・訓練に伴う活動報告でした。