人に合わせる。自分がない。
以下、前回記事の続き
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sugiyama-yuuichi.hatenablog.com
親の顔色を見て、どうするのがベストなのか
その一点に腐心して育ってきた。それが藪蛇となり
結果として身体暴力精神暴力もよく味わった。
5~6歳の子供、その目の前で流血戦が繰り広げられる。
全裸になって狂った獣のような行為を、何ら予備知識がない
子供に見せつける。おやじは酒を飲み続ける。おふくろは
恐ろしく冷たい目で俺を見て死ね死ねと繰り返す。
地獄の中で育った。
「人に合わせる」勘と技術に磨きをかけざるを得なかった。
自分の事なんてどうだっていい。逆にそれが自己主張だ。
そんな俺の素養は、良い時には無類の強みとして発揮された。
例えば勤め人として。人当たりや空気を読む直感には極端に
優れていた自覚がある。
そしてドラマーとして。四肢の動きやリズム感の前に
ドラマーとしてのスキルをスタートさせる前からすでに
不可欠な要素を持っていたんだ。生まれて初めてドラムセットに
向かって座った中一。俺はすでにある意味出来上がっていた。
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