ネクスト杉山

余りに大きな犠牲を払ったが、ようやくアルコール依存症を乗り越えたドラマーの、明日への布石

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

376 今日はリハーサルでもあったが、それより・・・

元妻の誕生日なんだ。昨年は入院真っ最中で、メッセンジャーしか出来なかった。 今日まで、絶対に忘れたことがないのが7月10日だ。 所有する、ある種のカードの暗証番号にさえなっている。俺は昨日、考えた結果、 コーヒーを買うことにした。自分が飲まない…

375 10か月ぶりの入院

白内障と糖尿病網膜症の手術で 2泊3日の入院です。ま、たかが3日ですが。 でも10か月ぶりです。否応なしに色々思い出す。わざと、大げさにスーツケースを持ち込もうかと。 このスーツケースで俺は小樽いしばし病院に入院した。 4か月間、こいつは何時も俺の…

374 褒められるのが嫌いなわけ

以下の投稿がある。褒められるのが苦手なのは 恐らくこの辺に原因があると思う。 sugiyama-yuuichi.hatenablog.comsugiyama-yuuichi.hatenablog.com仕事や人付き合いなど、色々な要素があるが、 せっかくだ、ドラマーとして考えてみよう。 ドラマーとしての…

373 思い出した自意識

俺は高校を卒業してすぐ、コンテナトラックに乗った。 「上乗り」と呼ばれる、世間的には「助手」の仕事だ・ ちゃんと正社員として働いたのだが、 運転手の厳しさ怖さ、仕事のキツさに負けて 1年と持たずに辞めることとなる。しかし他に仕事があるわけでもな…

372 きれいになるということ

女性の場合はよくわからない。きれいでいることが 仕事のようなもんにも見えるし。少なくとも男とは違う。 男のキレイって何だ。 清田の一軒家。その家から、家族三人はそれぞれの 暮らす場所へ散って行った。俺は現住所の南平岸だ。 南平岸は白石藻岩通りに…

371 必死だった。そんなこともあった

俺が23、妻が19の時に出会った。 俺はドラムの先生。妻は教室の生徒だった。 本当に長いこと付き合っていたんだ。 7年ほどになる。妊娠が分り、今で言う 出来ちゃった結婚となった。妻の両親からの大反対(当然)もあって 所帯を持つまでが本当に大変だった…

371 よくやった、そんなこともあった

俺が23、妻が19の時に出会った。 俺はドラムの先生。妻は教室の生徒だった。 本当に長いこと付き合っていたんだ。 7年ほどになる。妊娠が分り、今で言う 出来ちゃった結婚となった。妻の両親からの大反対(当然)もあって 所帯を持つまでが本当に大変だった…

370 全て気の持ちようとは思う

地獄と苦しむか天国を享受するか。 どっちも同じ環境だったりする。 受け取る人によって地獄天国が分れる。俺は天国と思おうといている。必死に。 アルコールにおぼれていた頃の地獄から見たら。 俺だけならまだいい。家族はもっと苦しんだ。 もっと悲しんだ…

369 皮肉なもんだ

大事な大事な家族と一緒に暮らしている時に 俺はアルコール依存で、一番大切な人を 一番不幸にしていた。 見たくないものを見ないようにするために 現実を、自分の現状を見ないようにするためbに 飲んでいたんだが、飲むほどに惨めさが増した。 家族がバラ…

368 精神はその人を滅ぼせる

思っただけでそうなる。 それが人間だと俺は思う。以前も書いたが、「ダメな俺」と自分で思っていたら ダメな人間であろうとする。すると思った通りになる。 俺が最もアルコールに埋もれていた頃。 それは蕎麦屋を経営していた頃だろうと思う。俺は飲酒運転…

367 アルコール依存症になった理由

それは人の数だけあるだろう。 ここでは「普遍的な理由」を考える。 俺の場合は解りやすい。ドラムを叩けなくなり、 伴ってあらゆる物事が立ち行かなくなった。その上末梢神経障害からくる四肢の痺れ激痛、 同時に仕事も恐ろしい勢いで業績は急降下、 家族を…

366 飲んでいる時の幸不幸

実はどっちもなかったりする。 「飲んでれば幸せ」なんだろうと思われがちだが 決してそんなことはない。 だが「飲めないと不幸」ではあるのだ。このあたり、さじ加減は理解されにくい部分だろう。最も端的に表すのは「飲まなきゃ」である。 飲まなきゃなら…